「さっきのやつ、スナイパー持ってた」
「その武器強いから気をつけて」
フォートナイトをしている息子から、そんな言葉が聞こえてきました。
最初は、
「そんなの覚えてるの?」
と驚きました。
ゲームの中で、武器の情報をもとに状況を判断しているようでした。
この記事では、フォートナイトの中で見えてきた「情報処理の力」について、観察をもとに整理していきます。
この記事でわかること
・フォートナイトで見えた情報処理能力
・武器の種類から距離や危険度を判断する力
・複数の情報を同時に扱う思考の特徴
・情報共有がチームに与える影響
・子どもの中にある「状況認識と判断」の流れ
フォートナイトで見えた情報処理能力|戦闘の中で情報を拾う力
プレイ中の様子を見ていると、
・敵がどの武器を使っていたか
・どの距離で撃ってきたか
・どこから攻撃されたか
といった情報を、自然に拾っているようでした。
戦闘は一瞬で終わることも多い中で、その情報を記憶していることに驚きました。
フォートナイトで見えた状況判断|武器から距離と危険度を読む
フォートナイトでは、武器ごとに得意な距離が異なります。
・ショットガン → 近距離
・アサルトライフル → 中距離
・スナイパー → 遠距離
息子はよく、
「今のショットガンだったから近い」
「スナイパーだから離れよう」
といった判断をしています。
つまり、武器の種類から距離や危険度を考えているようでした。
このような判断の積み重ねは、危険を予測する力ともつながっているように見えます。
→ 「行くな、死ぬぞ」と止める理由|フォートナイトに見る危険予測と判断力
状況に応じて武器を切り替えている
さらに、息子は戦況に応じて武器を持ち替えていました。
・遠距離で削る
・状況を見て距離をコントロールする
・最終的に近距離で決める
状況に合わせて、その都度使う武器を変えているようでした。
ただ持っているだけではなく、「いつ使うか」まで考えているように見えました。
情報を仲間と共有している
自分が見た情報は、そのまま仲間にも伝えています。
「さっきのやつスナイパー」
「その武器強いから気をつけて」
そうしたやり取りが、次の行動につながっているようでした。
こうした情報共有は、チーム全体の動きにも影響しているように見えました。
→ フォートナイトで育つ子どもの力|判断力・協調性・思考力を観察から解説
フォートナイトで見えた継続的な情報処理|倒されたあとも続く判断
印象的だったのは、倒されたあとの様子です。
自分がやられたあとも、
「その敵ショットガン持ってる」
「そこ危ない」
と、情報を伝え続けていました。
プレイが終わっても、情報の共有は続いているようでした。
このような観戦中の視点は、振り返りや思考の整理にもつながっているように見えます。
→ フォートナイトで見えたメタ認知|子どもが振り返りから学ぶ力
音からも状況を判断している
さらに、息子は音からも情報を得ているようでした。
「今のショットガンの音だから近い」
「この音はちょっと遠い」
銃声の種類や距離感から、状況を判断している様子がありました。
ギターを習っていることもあり、音の違いに敏感なのかもしれません。
同時に複数の情報を処理している
こうして見てみると、
・武器の種類
・距離
・位置
・タイミング
といった複数の情報を、同時に扱っているように感じました。
一つずつではなく、まとめて判断しているように見えました。
プレイスタイルとして見えてきた特徴
ここまでの様子を見ていると、息子のプレイにはいくつかの特徴がありました。
・高所を取って位置的に有利を作る
・距離に応じて武器を切り替える
・削りとフィニッシュを分けて考える
例えば、
高所から削り、距離が詰まったところで仕留める。
さらに、安全に降下するなど、状況に応じて動きを変えているようでした。
こうした動きは、空間や位置を含めた判断とも関係しているように見えます。
→ なぜ高所を取るのか?フォートナイトに見る空間認知と戦術思考
「距離」を軸にした判断
戦い方を見ていると、
・近づくのか
・距離を取るのか
・どのタイミングで詰めるのか
といった判断を繰り返していました。
武器の切り替えも、その距離に応じて行われているようでした。
つまり、武器ではなく「距離」を軸に考えているように見えました。
観察して見えてきたこと
フォートナイトの中で見えた「情報を扱う」という行動。
それは単なる反射ではなく、
・状況を認識する力
・情報を整理する力
・判断につなげる力
といったものと関係しているように感じました。
子どもの中にある「情報処理の力」
子どもは、まだ経験が少なく、判断が難しいと思われることもあります。
でも実際には、
情報を拾う
整理する
行動に変える
といった流れが、自然に行われている場面もあるのかもしれません。
ゲームの中で見えたその姿は、子どもの持つ一つの力のように感じました。
まとめ
フォートナイトの中で見えた「情報を扱う」という行動。
それは、
見えたものをそのまま受け取るのではなく、
意味を持たせて判断につなげていく動きでした。
武器、距離、音、位置。
それぞれの情報がつながり、次の行動を形作っていく。
その流れの中に、子どもが状況を理解しようとする姿がありました。
情報を扱うことは、「覚えること」ではなく、
「使うこと」なのかもしれません。

