「うちの子、ゲームばっかりで大丈夫なのかな?」
そう思っていた私が、キッチンから聞いたのは、
「行け!大丈夫!いける!」
「最後まで諦めるな!」
「お前らならできる!」
という声でした。
スポーツの試合のようにも聞こえたその言葉は、フォートナイトの中で、息子が仲間にかけていたものでした。
最初は「なんでそんなに偉そうなの?」と思いました。
でも、よく聞いていると、ただ怒っているわけではないことに気づきました。
フォートナイトの中で見られるこうした行動は、判断力や協調性、情報処理能力など、さまざまな力とつながっています。
この記事では、ゲームの中で見えてきた子どもの行動をもとに、それぞれの力がどのように現れているのかを整理していきます。
また、各行動については、個別記事でより詳しく解説しています。
この記事でわかること
・フォートナイトの中で見える子どもの判断力と戦略思考
・ゲーム中に働いている情報処理や認知の力
・チームの中で生まれる関係性や社会性
・ゲームの中で見えた責任感や感情の動き
・「好き」がどのように力につながっていくのか
フォートナイトで見えた子どもの変化|ゲーム中の声に現れた行動
息子はただプレイしているのではなく、
・降下地点を決める
・仲間に指示を出す
・状況を見て判断する
といった動きをしていました。
いわゆる「プレイヤー」ではなく、チームを動かす“指揮官”のような立ち位置でした。
フォートナイトで見えた判断力と戦略思考|戦う前から始まっている選択
フォートナイトでは、試合開始直後に「どこに降りるか」を決めます。
息子はよく
「最初はここ降りよう」
「そこ敵多いから危ない」
と仲間に伝えています。
そこには
・敵の多さ
・高所かどうか
・武器の取りやすさ
といった判断が含まれていました。
また、
「気をつけろよ」
「そこ敵いるかもしれない」
と、まだ見えていない危険を予測することもありました。
このような危険予測と判断については、以下で詳しく解説しています。
→「行くな、死ぬぞ」と止める理由|フォートナイトに見る危険予測と判断力
さらに、「どこに立つと有利か」という視点は、高所を取る判断に強く表れています。
→ なぜ高所を取るのか?フォートナイトに見る空間認知と戦術思考
また、降下地点を決める判断そのものについては、こちらで詳しくまとめています。
→ フォートナイトで降下地点を決める子ども|ゲームで育つ判断力と戦略思考
フォートナイトで見えた情報処理能力|敵の武器や状況を読む力
さらに驚いたのは、敵の武器や状況まで把握していることでした。
「さっきのやつスナイパー持ってた」
「その武器強いからやるよ」
ゲームの中では
・敵の位置
・武器
・距離
・高低差
といった情報を同時に処理しているようでした。
このような状況認識と情報処理の力については、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ 敵の武器を覚える子ども|フォートナイトに見る状況認識と情報処理の力
フォートナイトで見えたメタ認知|試合後に振り返る力
試合後には、
「あそこはこうした方がよかったね」
「今の連携よかったね」
といったやり取りがあり、振り返りの時間が生まれていました。
これは、自分たちの行動を外から見て捉え直す「メタ認知」の動きとも言えます。
この振り返る力については、こちらで詳しく書いています。
→ 試合後に振り返る子ども|フォートナイトに見るメタ認知と思考の整理
フォートナイトで見えたチームワーク|言葉と関係性が動かす力
戦闘中、息子は
「ナイス!」
「お前らならできる!」
と仲間を鼓舞していました。
こうした言葉は、ただの掛け声ではなく、チームを前に進める力として機能しているように見えました。
→ 「お前ならできる」フォートナイトで仲間を鼓舞する子ども|チームを動かす言葉の力
また、ミスがあっても責めることはなく、関係を保ちながら次に進む空気がありました。
→ なぜ誰も責めないのか?フォートナイトに見る子どものチーム文化と心理
さらに、「その武器あげるよ」といった協力行動も自然に見られました。
→ 「その武器あげるよ」フォートナイトで見えた子どもの協力行動と役割分担
こうした関係性は、年齢の違う仲間と遊ぶ中でも形成されていました。
→ 年齢の違う仲間と遊ぶ子ども|フォートナイトに見るオンラインでの関係性
フォートナイトで見えた責任感|なぜゲームでは謝れるのか
家ではすぐに謝らないこともある息子が、ゲームでは謝る。
ゲームでは
・何が起きたか
・誰の行動だったか
がはっきりしているため、自分の行動と結果が結びつきやすいのかもしれません。
この責任の引き受け方については、こちらで詳しく解説しています。
→ 家では謝らないのにゲームでは謝る子ども|フォートナイトで見えた責任感の正体
フォートナイトで見えた子どもの可能性|好きが力に変わる瞬間
フォートナイトを見ていて感じたのは、
ゲームが能力を育てているというよりも、
その子の中にある力が「現れている」ということでした。
判断力、情報処理、関係性。
それらは、好きだからこそ繰り返され、結果として磨かれていくのかもしれません。
まとめ
子どもの成長は、必ずしも学校や勉強の中だけで見えるものではありません。
ゲームの中で見えた姿は、その子の力のひとつの現れでした。
フォートナイトの中で見えてきた子どもの力は、ひとつではありません。
判断力、空間認知、情報処理、そしてチームの中での関係性。
それぞれの行動の中に、異なる力が表れています。
以下では、今回紹介した内容をテーマごとにまとめています。
【判断・戦略】
・フォートナイトで降下地点を決める子ども
・「行くな、死ぬぞ」と止める理由
・なぜ高所を取るのか
【情報処理・認知】
・敵の武器を覚える子ども
・試合後に振り返る子ども
【チーム・社会性】
・仲間を鼓舞する言葉の力
・誰も責めないチーム文化
・協力行動と役割分担
・年齢の違う仲間との関係性
【感情・責任感】
・ゲームでは謝る子ども

