近年、
「ゲームばかりしていると頭が悪くなる」
「オンラインゲームは社会性を奪う」
そんな言葉を目にする機会が増えました。
確かに、ゲームにはリスクもあります。
しかし一方で、
発達特性のある子どもにとってゲームは
・ストレス調整
・コミュニケーション
・戦略思考
の場になることもあります。
我が家では、
禁止ではなく設計という視点でゲームと向き合ってきました。
この記事では、
実際の観察から見えてきた
発達特性の子どもとゲームの関係
をまとめています。
この記事でわかること
・発達特性の子どもとゲームの関係
・ゲームが感情調整になる理由
・ゲームと睡眠・学習の関係
・禁止ではなく「設計」で向き合う方法
この記事は「発達特性の子どもとゲーム」シリーズのまとめ記事です。
ゲーム依存・睡眠・社会性・学習など、
発達特性の子どもとゲームの関係を
実際の観察をもとに整理しています。
発達特性の子どもとゲームシリーズ
このシリーズでは、発達特性の子どもとゲームの関係を観察をもとにまとめています。
・発達障害の子どもはゲームに向いている?
・発達障害の子どもはゲームをやめられない?
・子どもがゲームに逃げるのはなぜ?怒って帰る日の「感情調整」
・発達障害の子どもとゲームと睡眠|禁止より「ルール設計」が大事な理由
・オンラインゲームは社会性を奪う?フォートナイトから見えた子どもの“信頼戦略”
・ゲームは覚えられるのに、なぜ勉強は覚えられないのか
発達特性の子どもはゲームに向いているのか?
ゲームが得意な子どもには、
・視覚優位
・空間認知
・戦略思考
などの特性が見られることがあります。
息子も
・建築(Minecraft)
・戦術思考(フォートナイト)
・地図理解
など、空間認知を使う遊びに強く惹かれていました。
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ゲームをやめられないのは依存なのか?
ゲームを取り上げると
・強く怒る
・交渉する
・執着する
こうした姿を見ると、
「依存ではないか」と感じることもあります。
しかし発達特性の子どもは
・予定変更
・突然の遮断
・未完了
に強いストレスを感じやすい場合があります。
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「発達障害の子どもはゲームをやめられない?イライラを悪化させない関わり方」
ゲームは逃避か、それとも感情調整か
学校で強いストレスを感じた日、
息子は帰宅後すぐゲームをしたがります。
ある日ゲームを禁止したところ、
・歯ぎしり
・寝言
・身体の緊張
が見られました。
そこで初めて
「これは依存ではなく
感情を整える行動なのではないか」
という視点を持つようになりました。
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「子どもがゲームに逃げるのはなぜ?怒って帰る日の「感情調整」
ゲームと睡眠は本当に両立できないのか
「寝る前のゲームは睡眠の質を悪化させる」
と、よく言われます。
確かに理屈はあります。
しかし我が家では
・終了時間の固定
・生活タスク完了
・終わったら寝るだけ
という設計で運用しています。
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オンラインゲームは社会性を奪うのか
息子はゲーム内で
初対面の人に敬語を使います。
理由は
「信頼してもらえたら協力してもらえるから」
オンラインゲームでは
・情報共有
・役割分担
・チーム戦略
など社会的行動が必要になります。
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オンラインゲームは社会性を奪う?フォートナイトから見えた子どもの“信頼戦略”
ゲームは覚えられるのに、なぜ勉強は覚えられないのか
ゲームでは
・即時フィードバック
・明確なゴール
・感情の動き
があります。
一方で学校の学習は
・成果が見えにくい
・目的が曖昧
という違いがあります。
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ゲームは敵ではなく、観察対象だった
ゲームは
・依存装置にもなり得る
・思考の訓練にもなり得る
その分かれ道は
家庭の関わり方
にあると感じています。
我が家では
・観察
・設計
・振り返り
を続けながら、ゲームと向き合っています。
まとめ
ゲームを
「良い」「悪い」
で判断するのは簡単です。
しかし子どもをよく観察すると、
ゲームの中にも
・思考
・戦略
・学び
が存在します。
大切なのは
禁止か容認かではなく、設計と観察。
それが今の我が家の結論です。

